ユウイチロウ

歴史・哲学の本

国民を幸せにする学問「大学」

「大学」「論語」「孟子」「中庸」、学問といえばまずこの四書で、明治の志士で読まない人間はいませんでした。この四書というのは人間をつくるのに非常に有意義な書物だったのです。この世の中をうまく運営し、国民を幸せにするために指揮を振るう。これが経世済民の中身ですが、それを実践するための必須学問が「大学」なのです。大学の道「明徳を明らかにするに在り。民を親にするに在り。至善に止まるに在り」は日本人の考え方の基礎となる本(もと)だと思います。
歴史・哲学の本

哲学してみれば、人生が広がる

もう一つの人生を探しに行きませんか?象牙の塔にはデカルト、デモクリトス、スピノザ、プラトン、ベンザム、西田幾太郎、ソクラテス、荘子、アリストテレス、キルケゴール、カント、親鸞、アインシュタインなど、数々の哲学者が悩める人々を哲学の世界に導いてくれます。
面白い方の本

なんでわざわざ意識を喪失するのか

睡眠をとる動物は、ヒトだけではなく、イヌやネコも眠ります。19歳の時、水の中でゆらゆらと揺れ動いているヒドラという脳がない不思議な生き物に興味をもち観察。自ら体を動かして餌を採り、ときに動きを止めて休む状態があり、その状態は眠っているかのようだった。睡眠の基本的な要素が、脳をもたないヒドラにも存在するのか?研究を続けた結果、その睡眠をコントロールする遺伝子がヒドラと他の動物で共通していることを発見した。つまり、ヒドラは脳がない生き物なのだが、「脳がなくても眠る」のだ。
歴史・哲学の本

徳を積むことに終わりはない

人が成功するのはある日突然成功するわけではない。すべて平素の努力の集積によって成功するということ。さらに続きがある。「禍の作るは作るの日に作らず また必ず由って兆すところあり」禍の起こるのもある日急に起こるのではなく、前から必ずその兆しがある、ということ。禍は未然に消し、功を成すべく不断の努力が大事だということを教えている。
知識が広がる本

和の道を貫いた日本人

日本人にはすばらしい特性があります。本書は忠誠心や愛国心とは別の、日本人の良い特性を世界に向けて伝えることを目的として内村鑑三が日清戦争さなかに出版されたものです。「代表的日本人」として西郷隆盛・上杉鷹山・二宮尊徳・中江藤樹・日蓮の五人をあげ、その生涯を叙述しています。
歴史・哲学の本

日本のために、あなたは何する?

梁瀬次郎氏は元総理の吉田茂氏からの質問された「日本は何の資源もない国だ。その国がたった19年でこれだけの復興を遂げたのはなぜだかわかるか」即答できないでいると、「日本には何の資源もないが、たった一つだけ資源があった。それは日本人の勤勉性という資源だ」梁瀬氏は思わず膝を打って納得した。渡部昇一氏は「どんな国難が迫ってきたとしても、日本のアイデンティテーが確立されていれば、怖いものはない。言ってみれば、アイデンティテーをなくすことが最大の国難なのである」では、日本人のアイデンティテーとは何か。渡部氏は「皇室」だと答えた。実は60年間で約180の国が消滅している。国もその国をたらしめているものを守ろうとする気概を国民がなくした時に滅びるのである。
知識が広がる本

ものが売れないと悩んでいる会社に一読あれ

デザインの力を使ってブランドの力を引き出し、商品を「売る」のではなく「売れる」ように仕向けるのがブランディングデザインです。これは、どんな仕事についたとしても、売り上げを伸ばしたり、知名度を上げたり、イメージをアップさせたりする必要性はかならずついてまわります。利益を追求していないNPOや行政でもそこは同じです。どうやって自分たちの考え方を世の中に伝えていくのかを解説します。
人生を楽しむ本

学ぶ意味を知りたい人におすすめ

「学問すすめ」を読んだことはありますか?「天は人の上に人をつくらず、人の下に人をつくらず」と冒頭に出てくるアメリカの独立宣言の一節が有名ですが、そもそも、「学問すすめ」は欧米のいろいろな言葉を引用し、西洋の最先端の考え方を世の中に伝えたものです。そして時代は2024年4月、ごく普通の営業部「中西元」はさえない人生を歩んでいた。そんな元はひょんなことから天国からやってきた福沢諭吉の幽霊出会う。「やる気が出ない」「うまくいかない」元は教えを実践していくことで人生が好転していく感動の物語です。
歴史・哲学の本

まずは生きてみること

わが国は「豊葦原瑞穂国」とも称して、稲作が国の文化をつくり、国家・社会の平和と繁栄の基とも言われてきました。「農は国の基」という言葉もある通り、国家とわが国の人々の生命を守り、繋いできたものが農業であり、稲作の担う役割は大きかった。農耕生活は開墾や自然災害との戦いでもあり、自ら共同体を形成し、その中心となったのが神社であり、神社は発生当初から公的性格を帯びていた。欽明天皇十三年(西暦五五二)に仏教が伝来したが、仏教は個人の悟りや死生観などを通して国民の間に浸透し、神道は自然崇拝を基として五穀の実りや国の安寧を祈る共同社会の信仰としての役割を担いつつ、神道と仏教は習合していきました。
人生を楽しむ本

何をすれば幸せに生きれるのか

私たちは、まるで世界が永遠に続くかのような感覚で生きている。人は老化には逆らえない。いつかは誰もが死ぬ。だからこそ、限られた時間の中で最大限に命を燃やす方法を考えなければならない。つまり、人生からどれだけ無駄を減らし、価値あるものを増やす...
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