世界で読まれているには理由がある

人生を楽しむ本

「7つの習慣」は人生を変えるバイブルとしてビジネス書でもよく紹介されていますが、その要点をバーテンダーを目指して修行を始めた女性をモデルにわかりやすくマンガと説明で解説しています。ざっくり理解したい方には1日で読めるのでおすすめです。

まんがでわかる7つの習慣 [ 小山鹿梨子 ]

<「7つの習慣」の前に意識すること内容>
テクニックで手に入れる成功は長続きしない
自分の才能で何かをしたいと誰もが思う。しかし、会話・交渉のテクニックや知識を身につけようとただ他人の表面的な真似をしても、人生を豊かにすることはできません。格好だけの枝葉をよく見せようとしても、強い風や気温の変化に負けて折れてしまいます。本当に見事な樹木を育てるには、根や幹を強くすることが大事です。人間でいえば「人格」だということです。

人格を高めるには
人格を変えるのには急いではいけない。毎日の歯磨きのようなちょっとした習慣を変え、少しづつ人格を磨くのが必要です。その行動を習慣として身につけるには、「知識(なぜ必要か、何をするか)」「スキル(どのようにするか)」「意欲(習慣にしたい、という思い)」の3つの要素が必要です。

それは正しいことなのか
他人を見て「間違えている」と思うことがある。だが、本当は相手の方が正しいのかもしれない。どんなに客観的に見ていたつもりでも、事象を自分がみたいように見ているものなのです。この呪縛を疑わない人はモノの見方が狭く、人のせいにして相手を責めたりする。それは、See (モノの見方)→Do(モノの見方からくる行動)→Get(行動の結果、得るもの)の循環が悪いからで、いい結果を得たいなら出発点のSeeを変えるしかないのです。他人や組織、環境など自分の外側(アウトサイド)を変えようとするのではなく、自分の内面(インサイド)の考え・見方・人格・動機が原則に合っているかに気をつけ、行動を変えることでいい結果を引き寄ようと意識することが大切です。この姿勢を「インサイド・アウト」といいます。

<レビュー>
人生の主役は自分であり、どんな人生にするかを決めるのは自分以外の誰のものでもありません。ですが、人は仕事のミスや、異性にフラれるのも何でもついつい他人のせいにしてしまいます。星占いや血液型のせいにすることもあります。でも本当に自分の性格や行動を決めているのは、自分自身ということがこの本を読むと理解できます。コミニュケーションがうまくいかないと悩んでいる人や自分を変えたいと思っている人は、ちょっとした習慣や意識を変えることで、成功と幸せが手に入るとのことです。

<目次>
「7つの習慣」の前に意識すること 問題の見方を「インサイド・アウト」に変える
第1の習慣 主体的である
第2の習慣 終わりを思い描くことから始める
第3の習慣 最優先事項を優先する
第4の習慣 Win-Winを考える
第5の習慣 まず理解に徹し、そして理解される
第6の習慣 シナジーを創り出す
第7の習慣 刃を研ぐ

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