農薬要らずで野菜を育てる

人生を楽しむ本

菌ちゃん農法は、化学肥料や農薬を使わずに健康で虫食いの少ない野菜を育てる方法です。カギとなるのは数ある土中の菌の中から好気性微生物の糸状菌を優先的に活躍できるように工夫した点です。この微生物の働きで、自然の力を活かした野菜づくりが可能になりました。

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なぜ育つの?3つの理由

  1. 糸状菌が雑草を分解する
    炭素分の多い有機物(かたい草など)と適度な湿りけ、そして酸素が十分に供給される好気的条件を整えることで、糸状菌が優先的に働く「発酵型」の畑にすることで、有機物を栄養に変え、野菜が健全に生育します。
  2. 菌糸を深く伸ばし土もふかふかに
    糸状菌が有機物を覆うように伸び、他の有機物を求めて広範囲に伸びていきます。すると、菌の中には根のまわりで繁殖し、養分やミネラル、水分を供給し、根の生育を助けるものも現れます。これを内生菌(エンドファイト)と呼びます。
  3. 菌のネットワークが野菜に栄養を与える
    植物と共生関係を結んだ内生菌の菌糸は根よりもはるかに広範囲に張り巡らされ、植物単体では吸収できない栄養素を取り込む手助けをしてくれます。それはまるで第二の根のような働きなのです。微生物自体の出す代謝物が野菜をいっそう元気にしてくれます。

一般的な完熟堆肥との違い

  • 有機栽培の常道である完熟堆肥は、土の中で長い時間をかけて、ゆっくり分解され、「腐植」となります。その過程で有機物に含まれる豊富な養分が発酵熱やガスなどの形で失われてしまうのです。とくに完熟堆肥は養分が少ないのです。
  • 残渣の土の中には作物に影響のある病原菌が残っている場合があります。連作すると障害が起こるのはそのためです。菌でも野菜の生育を旺盛にする有用菌が多い場所で育てることがポイントとなります。糸状菌の力で多用な菌が住みよい環境になれば、病原菌がはびこる状況を未然に防ぐことができるのです。

菌ちゃん農法の始め方(基本手順)

  1. 畑やプランター、有機物(小枝・落ち葉など)を用意(数か月、雨にさらしたもの)
  2. 畝は底辺を130cm、溝を40cmにする。
  3. 高さ45cmの高畝を作る(場合により、丸太や竹、石灰などを中に入れる)
  4. その高畝に厚さ5~10cmほどに有機物をのせて、土を被せる。
  5. 黒マルチ(幅180cm)で覆い、重しをのせ、2~3ヶ月ねかせる

成功のコツ

  • 畝はしっかり高く、十分な土量を確保(結構な土の量が必要です)
  • 炭素分が豊富で多様な有機物を入れる(数か月、雨にさらしたものを使用)
  • 黒マルチシートで雨よけ(適度な湿り気)をし、あるていどの空気の出入りも必要

自然の力を最大限に活かす菌ちゃん農法は、環境にも体にもやさい野菜づくりの方法です。
私もこの本を読んで庭の隅で始めてみました。現在は畝をつくって1か月目です。糸状菌を味方にして、あなたも畑やプランターで挑戦してみませんか?

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