溜まった毒を脳から追い出す方法

知識が広がる本

残念ながら現代人は脳に毒が溜まっています。病気の予防、改善のために体に毒を溜めないための知識と、体から毒を出す方法が掲載されています。

脳の毒を出す食事 [ 白澤 卓二 ]

脳に毒が入ってしまう要因
脳の守りは鉄壁であると思われていましたが、脳内で歯周病菌(ジンジバリス菌)が発見されたことで、わずかな隙間からでも毒となる異物が混入する可能性があることがわかりました。脳に毒が入ってしまう主な要因は3つ指摘しています。
・炎症(感染・食事または他の原因による)
・栄養不足(補助的な栄養素・ホルモン、その他脳の栄養)
・毒素(金属やカビなどの微生物が産生する生物毒素など)

アルツハイマー病の原因は?
直接的な原因はまだ解明されていません。ただし脳になんらかの毒物が入ると、それと戦うために脳にアミロイドβという物質が溜まり、その影響でタウタンパク質が発生して、神経細胞が機能障害を起こすと考えられています。そのため、できるだけ脳に毒を入れられないようにすれば、アルツハイマー病をはじめとする脳の不調や病気を避けることができると思われます。

脳の毒は食事で減らせる
長年続けてきた脳の毒を出す食べ方に取り組むことで、脳の毒は減らすことができます。認知機能が低いと診断された70代、80代でも、必ずよい変化が起きるので、諦めることはないそうです。一番気を付けたいのが、加工食品の添加物である保存料、次は農産物の殺虫剤、防カビ剤などをかけたもの。医薬品も体にとっては異物です。まずは身近な毒物を体に入れないようにし、さらに毒物を出す食事を変えることで健康な脳の状態を作りましょう。

<レビュー>
この本を読むと、普段使っている油や塩、シャンプーや薬も気をつけないといけません。意外なのはパンや牛乳も毒になる人もいるそうです。歯周病も脳にとっては毒となることがわかり、治療も重要だということがわかります。

脳の毒を出す食事 [ 白澤 卓二 ]

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