「伝わる」と「伝える」の2つの違いは、似ていますが主体が逆の言葉です。伝わるは相手主体で、伝えるは自分主体です。この本ではちょっとしたコツで相手に伝わる技術を伝授しています。
バナナの魅力を100文字で伝えてください 誰でも身につく36の伝わる法則【電子書籍】[ 柿内尚文 ]
クイズです。「ある人気の八百屋さん。この店では普通ではあまり伝えない「あること」をお客さんに伝えているそうです。「あること」とは、いったい何でしょうか」
答えは・・・
本を読んでいただきたいと思いますが、「普通は言わない」ことです。
そんなことを言ったら、他のお店に買いに行ってしまうようなこと。あえてそれを伝えることでお客様の信頼を得ていたのです。
またまたクイズです。「レストランで、いつもお客さんに出している水。この水を、中身を変えずにおいしい水に変える方法があるそうです。どんな方法でしょうか」
答えは・・・
私は言葉を考えて騙されてしまいました。方法と書いてあるのがポイントです。
作者が接客のプロから聞いた話だそうですが、納得です。それをすることで、相手の受け取る印象はまったく異なるわけです。
押さえておきたい3つのこと。
1、人は、伝えてもらわないとわからない。
2、ただ伝えるだけでは伝わりにくい。うまく伝えないと伝わらない。そして伝え方には技術がある。
3、言葉だけでなく「態度+表情」も伝わるための大きな要素です。
つまり、人は、言葉はもちろん、態度や表情も含めて「ちゃんと伝えてもらわないと分からない」生き物なんです。
バナナの魅力を100文字で伝えてください 誰でも身につく36の伝わる法則【電子書籍】[ 柿内尚文 ]
この書籍自体が、引き込まれるような仕組みになっています。そして「伝わる構造」を理解し、「伝わる技術」の習得、そして「実践(行動)」で解説しています。伝わっていると思ったら大間違い。私のことをみんな理解してくれないと思っている人、この本を読んでみてください。

