「実業家として成功したいなら、三つの要素が絶対必要」
何かをやろうと決めたら、その目標に向かって、戦略を立てること。そして実行すること。それがうまくいくかどうかについて悩んで時間をつぶさずに、それをやり遂げる情熱。
この本は15年以上前に人生に迷っている時期に読んだ本です。30代はいろいろと転換期があり、今までのやり方が通じないことも多々ありました。そのような状況の中、出口をさがして出会ったのがこの本です。改めて読み返してみると、本にはアンダーラインがたくさん引いてありました。
その当時、アンダーラインを引いた部分をいくつか紹介します。
・本当に成功したいなら、最初の動機が大切。それがずれていると、ぐちゃぐちゃな人生を送ることになる。パワーが欲しくて成功しようとすると、パワーゲームにはまってしまう。人の尊敬を得ようとすると、人から注目をあびたいという無限地獄に落ちる。自分らしい人生を生きることに集中して、お金のことや成功することを忘れるのが大切。
・幸せになりたければ、心を穏やかにして、相手が何をいっているのか静かに聞くこと。相手が何を意図してそれを言っているのか、よく理解することが大切。成功をうまく忘れることができた人間だけが、幸せに成功できる。成功に行き着いたとき、そこに心の平安や幸せがないのに気づく。
・成功していく人間は、現実の人生をよく観察している。世の中で成功している人間とそうでない人間の違いをよく観察していると、成功に学歴、家柄、才能、運がまったく関係ないことがわかる。普通の人は違ったものを見る。偏見や恐れ、ゆがんだ価値観、論理間からものを見るので、何もみていないのと同じ。物事の本質を見抜くことが、幸せに成功するための要素だ。
・ほとんどの人間は、精一杯やっている。努力した人間がみな成功できたら、どんなにいいだろう。サービスの量と質で報酬額は決まる。
提供したサービスの量と質=受け取る報酬額
サービスをすることに意識を没頭しなさい。普通の人は「人からもらえるもの」にしか興味がないのだ。だから金持ちになれない。
・世の中には2通りの人間しかいない。自由な人と不自由な人。
自由人は、経済的、社会的、精神的に独立して、誰からの援助も指図も受けない。
その個人が考えるとおりに人生を生きている。
不自由人は、経済的、社会的、精神的に誰かに依存している。
自分の人生の問題を両親、兄弟姉妹、結婚相手、政府、会社になんとかしてもらおうと考える。
プロローグから、第一の秘訣でこの濃厚さである。それが第一七まであるのです。
私も会社員を長くやり、ほどほど幸せな人生を生きてきたが、惰性から抜けれず、一歩を踏み出せない状況でした。戦略をたてて実行することで、不自由人から自由人を目指してブログを改めて開始。情熱の火が消えないようにいたします。