仕事の評価は「どう言うか」より「何を言うか」で決まる

人生を楽しむ本

会議の時、上司や同僚から「どう思う?」と急な質問をされ、うまく言葉にできず悩む方へ。頭の中にあるモヤモヤっとした雲のようなイメージを言語化できるようになる超簡単なトレーニング法を解説しています。

瞬時に「言語化できる人」が、うまくいく。 [ 荒木俊哉 ]

言語化力は必須の社会
会議、商談、プレゼン、レポート、企画書、報連相など、仕事上のあらゆる場面で必要とされるのが言語化です。これができないと、この人は何も考えていない、何がいいたいのかわからないと思われ、実力はあったとしても社会人として低く見積もられてしまいます。

伝える力と言うけれど
書店ではコミニュケーションの本がたくさん並んでいますが、スキルをいくら習得しても「言語化力」を高めることはできません。なぜなら、すでに言語化された言葉を「どう言うか」という「伝え方」を学ぶ本だからです。

問題の本質は「言語化力」
コピーライターの仕事をしていた筆者は、クライアントの「思い」を言葉にできず、自分の考えも伝えることができませんでした。そのため、伝え方ばかりを学んでいたのですが、本質はそこではありませんでした。本来、「何を言うか」という内容そのものが人の心を打つことに気がついたのです。どういうかの工夫をいくら施しても人々の心にぜんぜん刺さらなかったのです。

<レビュー>
「話す」「考える」時の頭の中はほとんどが「曖昧なイメージ」の状態です。その状態を「言語化」する一番いい方法が、「書く」という行為です。なんとなく曖昧なイメージを明確な言葉にするのです。その日々の「言語化」する1日2分×3回のトレーニング方法が本書に記載されています。もういちど言います。下手でもいいんです。「何を言うか」が重要なのです。次第に解像度の高い言語化ができるようになります。

瞬時に「言語化できる人」が、うまくいく。 [ 荒木俊哉 ]

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