会社に入ったらすぐに読むべし

人生を楽しむ本

終身雇用はすでに崩壊し、二人に一人が転職する時代に突入しました。「どうやって一生食べていくか?」「どう自分のキャリアをつくっていくか?」「自分の職業人生をどう設計していくか?」これは、皆さんが知りたい長期的な視点の答えだとおもいます。この本では、今の会社に縛られて生きている人に「いつでも転職できる」と思える自分の市場価値を知ることで、自由に生きるための本です。

このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法【電子書籍】[ 北野唯我 ]

多くの社員の現実
多くの企業がスキルアップの機会を社員に十分に与えず、総合職で採用され、配属はランダムで決める。ジョブローテーションばかりさせ、結果的に転職市場で勝負できない人を多量に生んでいます。気がついたら40代後半になり、他での市場価値に不安を感じる人々は、しかたなく会社に縛られて生きています。

自分の本当の市場価値を知る
仕事でダメな上司に付き合わなければいけない。価値のない商品を嫌々売らなくてはいけない。予期せぬ移動に振り回される。そんな状況ならば、すぐに会社を辞めればよいだけ。あるいは会社と交渉して変えればよいことです。それにはいつでも転職できる状態をつくればよい。すなわち「市場価値」を持つことです。それは「転職情報」ではなく、情報を見極める「思考の軸」なのです。

上司を見るか、マーケットを見るか
会社が潰れても食べていける人と、食べていけない人がいます。この両者を分けるのは何か。それが「上司を見て生きるか。マーケットを見て生きるか」です。上司の言われた目標を一生懸命達成しようと思うことはあっても、マーケットでの「専門性」や「経験」などを日頃から区別して考えて行動するかの違いですが、結果は大きく異なるのです。

<レビュー>
どんな業界も賞味期限がある
給料とは「自分」という商品を売り、会社がそれを買うから発生しています。これは会社との取引であり、マーケットバリューを理解するには自分を商品として考えることが重要です。そのマーケットバリューは「技術資産(専門性・経験)」「人的資産」「業界の生産性」の三つで決まります。この三つのキャリアの理想は2つ以上もつことで、価値が高くなっていくのです。本書ではイラスト入りでわかりやすく解説していますが、20代では専門性、歳をとるにつれ人的資産、最後にどんな業界も賞味期限があるということを理解して働くこと。会社に入ったらすぐに読むべしの内容です。

このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法【電子書籍】[ 北野唯我 ]

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