常に丹田を充実させ人生に挑む

歴史・哲学の本

2024年致知3月号
<特集 丹田常充実より>
勉強とは学問だけではなく、仕事を通じて自分を磨くことで、その勉強に真剣勝負の心構えで臨むことが必要、それを積み重ねて一年に達した時、人生学の教養の一学年を卒業させてもらえる。日本鋼管などの創業者、浅野総一郎は新潮社の創業者である佐藤義亮にこう言ったという。「人生学の教場を卒業するのは100歳だろう。50歳などはまだ青年。大いにやりなさい」
私も半世紀を生きてきたが、まだまだやれることはあると、励まされる言葉です。

<ソーシャルビジネスで世界を変えるより>
更家悠介(サラヤ社長)・出雲充(ユーグレナ社長)対談
更家 株式会社の場合は営利企業ですから、学者のように理想を唱えるだけでなく、実際にその理念を展開し、具体的に行動に落とし込んで成果を上げなくてはなりません。ビジネスでは売り上げや利益など指標がはっきりしている。これらをきちんと段取りしながら、グローバルで戦う視点を持つことが重要です。ボランティアはお金を集め地球のために活動していますが、我々はビジネスを通じてダイレクトに地球に貢献する活動をしていく。持続可能性という面に関してはビジネスのほうが優れている面が多いとおもいます。
出雲 初めてバングラディッシュに行った時に、1日3食摂っているにもかかわらず、新鮮な野菜や肉などが手に入らないので栄養失調に陥っている人が多かったこと。「日本で一番栄養価の高いものをバングラディッシュの子どもたちに食べさせて、皆を元気にしたい!」帰国後、ユーグレナと出逢い夢中になりました。ユーグレナは海藻と同じ藻類ですが、植物性と動物性の栄養素を持っています。今ではバングラディッシュの子どもたちにユーグレナ入りのクッキーを無償配布する活動も始めました。2026年にはバイオ燃料製造プラントをつくろうと新たなことに挑戦しています。

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