本質を理解し実行し実績を残す学習法

知識が広がる本

【中古】すべての知識を「20字」でまとめる 紙1枚!独学法/浅田 すぐる

物事の本質を理解するには、まずやりたい目標やテーマを明確化し、紙一枚にキーワードを16個ぐらい簡単に書き出してみることです。そのキーワードを咀嚼してさらに20文字くらいにまとめましょう。頭の思考整理に役立ち、自分の答えを導けるようになります。と、ビジネス書ではそこまでで終わってしまうことも多いのですが、そこから実際に実行(アウトプット)に移して、実績を残す仕組みづくりまで解説しています。

なぜ、学んだことを忘れるのか
まずは「目的の明確化」「思考整理」「端的な要約」をすることで、学んだ内容を忘れずにインプットすることができるようになります。まず、目的の明確化することで、自分の意識がそこに向かいます。たとえば、街中で赤い車を見つけるという目的をもったとします。すると今までは単に見過ごしてきたものが、クローズアップされ脳が探してくれるようになります。思考の整理は頭の中だけに留めていたものを一度外に出すことが重要です。そして今度は頭を空っぽにして書き出したものを見ながら思考整理することでグルーピングや答えを導く発見があります。端的な要約は自分の言葉で20文字に咀嚼してまとめることで、記憶にいつまでも残るようになるのです。

なぜ、学んで満足だけしてしまうのか
勉強で学んで、わかった気分になることはよくあります。実はそれほど理解していないことは多々あります。それが一番わかるのはその内容を他人に説明するときです。本当に理解するには人に説明できる状態までになることです。では、「わかる」とはなんなのか。わかるにはキリがありません。たとえば、リモコンを押すとテレビがつくことは「わかっている」が、仕組みまでほとんどの人がわかってはいません。ですので、説明するには内容を要件に合わせる必要があります。それを理解するには3つ疑問「What」「Why」「How」を網羅することで、わかるに線引きをし、相手に理解しやすく思考を整理できるようになります。

なぜ、学んだことを活かせないのか
学んだ内容を咀嚼して、学んだ内容を短く要約し理解をしたとします。そこからが本番です。ここでは動詞を動作に落とし込むことが重要と説いています。営業で重要なのは「お客様目線で考える」と要約した結論(動詞)ができた場合、それをさらに落とし込んで、「お客様が考え・感じていることを100個書き出す」が動作となります。具体的な「How」の内容が重要なのです。

この本での独学法は、目的を記入し、その内容を16個ほど書き出し、それを20文字に要約するというものです。ですがそのフレームワーク1枚に書き出すだけで、今までは頭の中であれこれ考えてどうしようかといつまでもループして悩んでいたものが霧が晴れるように明確になりました。さらにそこから「What」「Why」「How」で動作として行動に移す。学びを「知的好奇心」の「自己満足」だけで終わらせるのではなく、「他者貢献」にして活かしていく知恵が学べます。

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