物語が書きたくなる本です

人生を楽しむ本

シナリオ・センターでは、第一線で活躍する脚本家や小説家が、700名以上も誕生しています。ですが、創作に対していいアイデアが浮かばなかったり、面白いものが書けないなどの悩みを抱えています。プロでも悩むのです。この本では物語の作り方を「正しく悩む」方法を解説しています。

プロ作家・脚本家たちが使っている シナリオ・センター式 物語のつくり方 [ 新井 一樹 ]

シナリオセンター式とは

シナリオ・センターは優秀な脚本家やプロデューサー、監督や小説家を養成するため設立された脚本家の養成学校です。連続ドラマの脚本家や直木賞作家やミリオンセラーの小説家、映画監督も輩出しているすごい学校です。ポイントを分析し基礎技術を体系化、プロの現場仕様で創作する頭を整理することで、面白い作品をつくることができるのです。

「何を書くか」は自身の中にあります

物語のつくり方は「何を書くか」と「どう書くか」という、2つの要素からできています。「何を書くか」というのは、作家の内側にあります。日々の暮らす中で、あなた自身について、人生や社会について、この世界についてなど、誰かに伝えたいことがあるからこそ、物語を書くわけです。そのため、その部分は誰にも教えることはできません。自身で磨くべき大切なものです。

「どう書くか」は学ぶことができます

「どう書くか」は表現技術を意味し、スポーツであれば、ボールの打ち方や投げ方の技術です。技術ですので、「どう書けば作品が面白くなるのか」は学ぶことができます。そのため、「何を書くか」と「どう書くか」は区別して考える必要があります。作家性は、技術力がつけばつくほど伸びます。表現力がつけば、表現の幅と深さのレベルが変わるからです。技術の向上によって、作家として見えてくる景色も、描ける世界もかわるのです。

物語を創作をしようと思っている、もしくは創作をしている方なら、一度は自分に才能あるのだろうかと悩むことでしょう。ですが、本書では「才能」があるかについて悩んでも意味がないと説明しています。「才能」とは他の人には書けない物語を書くことができる能力です。要は他の人には絶対に書けない物語が書ければいいわけです。そのためには「どう書くか」の技術(コツ)を学ぶことで、あれこれ悩むのではなく、正しく悩むことができます。物語を書きたくなってしまう本です。

<目次>
序章 創作の地図を手に入れよう
第1章 物語の姿を知ろう
第2章 物語の設定のつくり方
第3章 登場人物のつくり方
第4章 物語の構成の立て方
第5章 シーンの描き方
第6章 物語の活かし方
おわりに 創作講座はおしまい。あなたの創作は続く

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