書くだけで人生が変わるというのは大袈裟な気がしますが、この著書を読むとそう思えてきます。人間は忘れる生き物です。十年前の5月18日に何を考えていたのかなんて、昨日の晩飯を忘れるくらいなので、もう無理です。でも書いていればその時に自分が何を思っていたのか知ることができます。
なんでもいいから発信したい
ライターになりたい人や文章をうまく書けるようになりたいのほかに「なんでもいいから発信したい、人生をもっとたのしみたい、よくわからないモヤモヤをなんとかしたい」という人にも向けて書いています。そのコツを、この本では詰め込んでいます。
「習慣」を身につけよう
今では誰でもネットで自由に発信をたのしめます。必要なのは「書いてみよう」と思う気持ちだけです。文才がなくてもOK !そんなものはたくさん文章を書けば身に付きます。「才能がないからできない」と嘆いているあいだはなにもできません。
文章はどうやって書けばいいの?
世の中には「正解」と呼べるものの方が少ないですし、正しいとか、正しくないとかは誰も気にしていません。細かいことを気にせずに、素直に自分がいいと思ったものをやれば、そのほうが相手に伝わります。
日本には日本語の書籍がたくさん本屋に売っています。それは当たり前ではありません。他の国では母国語の本が少なく、英語などを覚えないと学べないところも多々あります。こんなにも素敵な日本語の本を残してくれている国は少ないです。そんな本を紹介しようと思って始めたブログですが、書き綴ることは自分の頭の整理にもなり、記憶にもより文章の内容が鮮明に定着しました。誰も読んでくれてないかもしれないと思いながら不安で始めたブログですが、この本を読んで安心しました。オブラードに包まずに自分の言葉で発信続けます。
<目次>
第1章 言葉と仲良くなれば書けるようになる
第2章 習慣になれば書くのが楽しくなる
第3章 ネタを見つけられると止まらなくなる
第4章 ちゃんと伝わると嬉しくなる
第5章 読まれるともっと好きになる
第6章 「書く」ことが与えてくれるもの