歴史・哲学の本

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自分には絶対に明るい未来がある

「真理は月の光のように満ちあふれている」作者不明 加山雄三さんの父が事業に失敗し、大きな負債を抱えた。インタビューアーがその頃を振り返り、「あんな時、どんな人でも背中に焦燥感が出るものだが、加山さんは全然そんなことはなかった。なぜですか」と質問した。加山さんは「それはおばあさんのおかげです。僕を小さい頃から可愛がってくれた人ですが、子どもの頃になにかあるたびに、“お前はいま試されているんだよ”と言い、“荷物が重いのではない。担ぐ力が弱いんだ”と言ってくれました。そういう言葉が身についていたからだと思います」祖母の言葉を反芻することで、加山さんは自らの人格を錬成していったのでしょう。 真理は月の光のように満ちあふれているのです。
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複雑でおもしろい、まちがいの歴史

「民主主義」とか「資本主義」とか大きなしくみの中で、私たちはそれを空気のように当然だと思っています。ところが、そこには矛盾や不都合なことがいっぱいあります。今の日本の家族社会や学校社会、企業社会や官僚社会をみてみても、うまくいっているのかを問うと疑問が残ります。それは私たち現代だけのせいではありません。「民主主義」や「資本主義」が成立してきた基盤や背景に、もともとの矛盾や問題が起源していたんです。
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一度や二度の挫折や失敗で諦めず、巻き返せ

釈迦は「この世においてどんな人にも成し遂げられない5つのこと」を明示している。 一は老いていく身でありながら老いない、ということ。 二は病む身でありながら病まない、ということ。 三は死する身でありながら死なない、ということ。 四は滅ぶべき身でありながら滅びない、ということ。 五は尽きるものでありながら尽きない、ということ。 命をみつめて生きるとは、この法則を見つめて生きることだとも言える。
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日本を壊すには何をしたらよいのか

戦後世代の日本人は、なぜ戦前を全否定するようになったのか。アメリカは日本が再び脅威にならないように、対日占領政策の最重要課題は、日本人を精神的に弱体化させることでした。とくに戦後日本人に重大な影響をおよぼしたのが、GHQが出した「神道指令」の中の「歴史教育の全面否定」でした。
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誠実でお人好しを利用される日本

朝日新聞は2014年8月5日・6日に吉田清治の慰安婦強制連行の検証記事で証言を「虚偽だと判断」し、記事を取り消しました。ですが、今だに慰安婦像は存在しており、ニュースにもなります。大東亜戦争が終結から70年以上経つにも拘らず、今だに「歴史戦争」は続いています。
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何をしても人生、何もしなくても人生

「こちらに同じ波長の電波を持ち合わせていなければ、良き師、良き友との出会いはない」 高僧・青山俊董さんの言葉。電波波長が、その道の大家と言われるたくさんの人たちの電波波長と同調し、ご縁をいただくことになる。ラジオのように世の中にはたくさんの波長という意志の電波があり、そこにチューニングを合わせるように、自分の意志を高めることで同調することでき、ご縁をいただけるのです。
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心の糧を持って貫き続けること

「真の活学は人間の相を変え、運命を変える」とは安岡正篤師の言葉。ある社員は育った環境が悪く、常に誰かのせい、何かのせい、社会が悪いのだと思っていたが、致知と出会って、「誰かのために」「何かのために」、まずは自分から行動することを決意したのだそうだ。活学は行動あって意味がある。
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人間は前進しながら終わるのだ

さらに参ぜよ三十年 「悟ったからといっていい気にならず、悟った後もずっと修養を続けていけ」という戒めの言葉です。その「さらに前進」と言えば、二宮尊徳である。報徳実践の道は4つ。「至誠を元とし、勤労を主とし、分度を体とし、推譲を用とす」真心尽くすことを根本とし、勤勉に働くことを主とし、常に分度(分限)を守って生きることを土台とし、推譲(今年得たものの一部を明年に譲り社会に譲る)を必要不可欠な働きとする。この四つの実践訓を徹底反復することで、尊徳はあの動乱の時代に一発の銃弾も撃たず、一滴の血も流さず、衰弱疲弊した六百余村を荒廃から救ったのです。「人間はいつか終わりがくる。前進しながら終わるのだ」
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思考力を高めることこそ、日本復活の鍵

日本は世界でも優れた技術の歴史があり、今の日本人もその歴史を継承しています。「知らせざる技術」の歴史をひもとき、自信を取り戻すことが日本復活の鍵となります。世に流布した「歴史の大ウソ」に欺かれてはなりません。
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尊敬して学ぶという姿勢が人を成長させる

哲学者森信三師は、人間を形成する要素として三つを挙げている。「先天的素質」「逆境により試練」「師匠運」。とくに人格を形成するには師匠運がもっとも大事であり、どういう師匠に出会うかで、先の二つも影響されると述べています。「尊敬する人がいなくなった時に、その人の進歩は止まる。尊敬する対象がとしとともにはっきりするようでなければ、真の大成は期しがたい」終生、仰ぐ師を持ち、その教えを相承していく人生を歩みたいものである。
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