どんな物質も素粒子が集まってできています。素粒子には摩訶不思議な性質があり、それを寄せ集めた物質もまた、かなり不思議な存在なのです。
現象が一変する「量子力学的」パラレルワールドの法則 [ 村松 大輔 ]
<プロローグより>
身近にあるパラレルワールド
パラレルワールドという言葉を聞いたことがあると思います。並行世界とか、並行宇宙、並行時空などとも言われています。「今、あなたがいる世界とは別に、他の世界が同時に存在する」という考え方です。最新科学の量子論(量子力学)の世界では、すでにパラレルワールドに関する興味深い研究成果が次々と発表されています。
目に見えない世界
量子力学ては、「目に見えない世界」について学ぶことができます。その内容も日々進化し、見えない世界の謎が解明されつつあります。すると今、目に見えている物体がじつはいかに物体のないものであるか、ということに気がつきます。いつでも、どこでも出現し、過去にも未来にも行けます。行くだけではなく、それを変えることもできるのです。
まぐれの仕組みを科学で理解
科学は再現性を重視します。例えば、何万回に一度しか起きないような“奇跡的な出来事”を単なる「まぐれ」の一言で終わらせず、いつでも起こせるよう、その仕組みと方法を見つけていきます。量子力学の考え方を用いると、今いる世界から別の世界へと「いつでも、どこでも、誰でも」飛び移ることができます。別の世界へ行くのですから、当然ながら現実が一変するのです。
<レビュー>
量子力学というから、とても難しく感じますが、摩訶不思議なマクロな世界を小学生にもわかるように丁寧に解説しています。昔、水の結晶の写真集がありましたが、その人の心の持ち様で結晶の形が変わるというものです。怒りや悲しみは破壊的な形になり、愛・感謝などの気持ちで撮影すると素敵な結晶になるのですが、この本を読んで理解することができました。つまり、すべての物質は、素粒子が集まってできています。「意識」や「感情」も例外ではなく、素粒子が発されているのです。うれしいと思うと「フォトン」という素粒子が放出されるのです。ですので、心の持ち方(周波数)を変えることで、自分が変わり、人生も変わるということです。
<目次>
第1章 量子力学の不思議ーなぜ現象が一変するのか?(私たちの体はモワモワの雲のようなもの/私たちの体を粉々に分解するとどうなるか? ほか)
第2章 パラレルワールドは行き来できる(パラレルワールドは周波数帯である/悪いことばかり起こるのは、あなたが意図しているから ほか)
第3章 パラレルワールドで何が変わるのか?(野村監督の教えには量子力学的な視点が含まれている/家族崩壊、母と自分の病気…「すべて自分のせい」と言う女性の話 ほか)
第4章 パラレルワールドの深淵(愛はなぜ周波数が高いのか?
波の性質で説明できる/愛の周波数が高い理由。それはすべてを包含できるから ほか)
第5章 パラレルワールドを飛び移る方法(あなたはどんな世界にも行ける。決めているのはあなたです/ありがとうを観測する1-口先だけでは逆効果になる場合も ほか)