愚痴っている人におすすめの本

知識が広がる本

経営者として数多くの優秀な若手社員を見てきて分かったのは、伸びる人にはいくつかの共通項があることです。一方で、成長を妨げる思考や仕事のやり方も見えてきました。この本では成長するための仕事観や哲学のエッセンスが紹介されています。

藤田晋の仕事学  自己成長を促す77の新セオリー【電子書籍】[ 藤田晋 ]

<本文より抜粋>
忙しい時ほど大事な目標を確認
仕事ができるようになると、どんどん仕事がまわってきますが、ときには完璧主義を捨ててもいいでしょう。全てを完璧にと思っていると、本当の目標を失います。大切な目標は繰り返し自分に言い聞かせないと、意外と忘れてしまいます。忙しい時ほど、一番大事な目標を確認しましょう。

評価は望んでいるものを汲み取ること
徹夜でいくら頑張っていても、会社や部署そして上司の望む方向と違う向きに頑張っていたら評価しようがありません。仮に成果が出ないときは上司にこまめにコミニュケーションを図り、報告し、相手の意向を知ることが重要です。「評価されていない」と感じる人は、「好きな仕事をしたい」と思っている人が多いようですが、顧客や上司が求め望むものに応えることから始まります。評価されていないと感じた時は、自分の出した成果があなたの上司(会社)の本当に望むものかどうか確認してください。

できる人より志が高い人とつきあう
人は周りの人に影響されてしまう生き物です。周りに「自分たちの能力はこんなもんだよ」「俺たちの部署でできるのはこの程度」という低い目線で仕事をしている人たちといると、低い方へ引っ張られてしまいます。ですので、「俺たちはこんなもんじゃない」「会社を上場させたい」など、目指す志の高い人たちとお互い刺激合うことで、最初は能力が追いついていなくても、相乗効果が起きできる人になっていきます。

<レビュー>
仕事に就いたら、とにかく早く結果を出すことがとくに重要です。それには場数をとにかく踏むこと。仕事のできるできないは、要するに「場数=経験の差」で決まるからです。こうしたやり方は効率が悪いように感じる人がいるでしょう。しかし実際は、場数を踏むことでしか自分の中の知識や選択肢を広げられず、効果は上がらないのです。どこから読んでもためになる内容ですので、自己成長に悩んでいる人におすすめの一冊です。

<目次>
第一章 職場に不満がある人に
第二章 成長速度を上げたい人に
第三章 円滑な意思疎通のために
第四章 初めて上司になる人に
第五章 自ら考え実現するために
第六章 今すぐ結果を出すために
第七章 オフにも成長するために

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